某国の税関職員に宅急便で送ったある『粉』を差し押さえられるアフロ。「何を送った…」と詰め寄る職員にアフロは「濡れ衣だ!」と申し立て、「粉に水を加えてみろ」という。水を加えた粉をスプーンでかき混ぜ、練り上げる。ねればねるほど色が変わって…チョコクランチをつけて食べれば…。「旨い!」と、どこかで聞いたようなファンファーレと共にどこかで見たような魔女姿になった税関職員が満面の笑みで微笑むのだった…。このように粉状のものは税関でひっかかることがあります。

個人の旅行でも粉末状の薬などは関税にひっかかることがあるそうですね。輸出入に関する関税ルールは国や商材によって様々です。取引先も自国の輸入ルール等を確認した上で輸入を行いますが、相手に頼らず自身でも必ず輸出先の法規制について確認を行いましょう。JETROのウェブサイトに各国の管轄官庁の連絡先等がまとめられていますのでご活用ください。商社等を活用するとこうした確認も代行していただける可能性がありますがコストは増えるので注意が必要です。

【SWBS支援者コラム】
関税に関するお客様とのトラブル

自社の商材がターゲットとする国で関税が発生するかどうかの事前の調査は必須ですが、もうひとつ注意しなければならないことに、事前のアナウンスがあります。

同じ商材を同じ国に送っていても、関税がかかる場合とかからない場合があります。またどの配送業者に依頼するかによっても変わってきます。関税がかからないものだとタカを括ってウェブサイト上で告知していない場合は、トラブルの元となるのでご注意ください。

関税は本来、購入者であるお客様が輸入の際に支払うものです。しかし、事前にお伝えしなかったために「商品の代金と送料を支払うのはよくても、事前に知らされていなかった関税は支払いたくない!」と、受け取り拒否や、返品になるトラブルが少なくありません。また、トラブルが起こったときに適切に対処できないと自社のFacebookウォール上やお客様の声、フォーラム上でネガティブな投稿をされてしまう危険性があります。

極力リスクヘッジをするためにまずやるべきことは、越境EC内のお客様が目に触れる購入ステップ上に返品、返金ポリシーページへの導線を置き、関税がかかる場合がある旨を事前に伝えるようにすることです。