長さが500mmを超え1,500mm以下の中サイズのもので、水銀封入量が5mgを超えるもの
長さが1,500mmを超える大サイズのもので、水銀封入量が13mgを超えるもの
ここで、上記(3)の高圧水銀ランプに関しては高天井用照明として数多く使用された歴史から、多くの工場や事務所で喫緊の対応が迫られています。そこで今回から、高圧水銀ランプに代わる省エネ型高天井用照明器具について、3回(セラミックメタルハライドランプ、無電極ランプ、LEDランプ)に分けて解説いたします。
セラミックメタルハライドランプは、金属原子高圧蒸気中のアーク放電が光源であり、水銀のほかにナトリウムやスカンジウムなどの金属ハロゲン化物 (メタルハライド)が発光物質です。従来のメタルハライドランプとの違いは発光管の材質が石英製の代わりにセラミック製となっている点です。セラミック製とすることで、発光管内部の封入物質との反応が少なくなり、温度が高められる分ランプ効率が高く(約53%省エネ)、また、劣化を抑えられる分寿命(水銀灯の約1.5倍)も延長されています(上表:出典はパナソニック(株)技術資料)。
セラミックメタルハライドランプは比較的安価で、既設の水銀ランプやメタルハライドランプの安定器をそのままに、ランプ交換だけで済む製品も販売されています。ただし、セラミックハライドランプには、下表のとおり水銀が封入されています。処理にあたっては産業廃棄物扱いとなるため、各種法規制への対応等に関する注意が必要です。(出典:「一般照明用HIDランプ及び使用済みHIDランプに関するQ&A」 日本照明工業会)。