中途換金(解約)の方法
社債の第三者譲渡の方法および譲渡制限
【少人数私募債による資金調達を成功させるには】
少人数私募債による資金調達を成功させる鍵の一つは、社債購入者(縁故者や会社に関連する者)と信頼関係を築くことだと思われます。社債購入者と信頼関係を築くための方法について、以下に例をあげます。
(1)積極的な情報開示を行うこと
事業計画や財務諸表などの自社情報を積極的に開示しましょう。社債発行時に説明会を開いたり、社債発行後も決算終了時や利息の支払い時に、報告会などを開催しましょう。
(2)社債の管理を徹底すること
少人数私募債は、社債管理会社の設置や官公庁への届け出が必要ないため、社債発行会社が社債券の管理を行います。社債原簿(社債台帳)を作成し、利払いや償還などを厳格に管理しましょう。
(3)適切な社債利率を設定すること
利率は、社債購入者と社債発行者とが納得できる値を設定しましょう。また、高い利率を設定すると、会社の経営状態が悪いのではないかと疑われることがあります。
(4)社債の償還に備えて、資金繰りを計画的に行うこと
社債の償還時には大きなキャッシュアウトが発生します。キャッシュが不足しないよう、資金繰りを計画的に行いましょう。
(5)償還日に償還できないことが予想された場合は、早期に社債購入者に連絡すること
社債権者集会などを開催し、状況や償還できなくなった理由などを説明しましょう。今後、償還 できる見込みがあれば、新たな事業計画などを説明し、社債を再発行できるよう説得しましょう。