さまざまな教材には、整理する(要・不要)の判断基準を明確にすることが必要と記載されています。しかし、整理活動が進まない企業の多くが、この基準を明確にできていないことが見受けられます
このような場合に、筆者が実施しているのが、徹底的な現状把握です。整理を行う対象となる職場に存在しているモノすべてを調べます。部品、仕掛品、治・工具、消耗品など置かれているモノすべてを対象とし、それらの品名、品番、個数、使用頻度の一覧表を作成します。このリストをもとに従業員で話し合い、必要と思われるモノ、数量を規定し、あまったものは不要品一次置き場へ移動します。こうすることで、整理された職場環境を体験することができます。また、不要品一次置き場には、管理責任者と保管可能期間を決めます。なお、不要品一次置き場に置かれた物の中で、必要なモノが発生した場合は、理由を明確にし、管理責任者の許可を得てから職場に戻します。