罹災証明書や災害による影響度合いの市区町村長認定など、施策ごとの要件があります。
貸付の限度額や金利、期間、保証限度額などは施策ごとに設定されています。
(4)下請け取引のトラブル等について
(5)従業員の休業や離職に関する手当について
(6)廃棄物の処理に対する支援について
(7)税金の申告・納付期限の延長等について
3.自然災害発生後の復興のイメージと備えの重要性
自然災害は、発生して初めて被害の状況や被災による影響度、復旧への問題点や課題などが明らかになります。そのため、国や県、市区町村、支援機関は、被害状況に応じて支援策を拡充し、被災者に寄り添った支援を提供します。その支援を最大限に活かし、より早く復興するためには、自然災害発生後の復興を事前にイメージし、備えておくことが重要です。事前の準備が、復興プロセスにおいて大きな違いを生むのです。
(1)自然災害発生後の復興のイメージ
自然災害が発生した際は、いったん業務を完全に停止し、最小限の要員で必要な業務を継続した後、そこから段階的に業務量を増やし、平常時の業務量に戻していくイメージを持ちます。また、復興の目的である1.社員の生活再建、2.事業の継続、3.資産の保護をどのように実践していくかを、企業として事前に検討しておく必要があります。
例えば、以下のような対策を事前に決めておくのも一案です。
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従業員の給与支給が滞らないように、残業代は一律の時間を事前に決める。給与は勤怠処理などを待たずに全従業員に一律で支払い、後日精算する
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取引先と事前の話し合いを行い、買掛金の支払いは請求処理を待たずに一定額を支払い、事業継続に必要な原材料などを優先的に確保できる仕組みを作る
このような取り組みを準備しておくと、自然災害が発生した時に必要な資金の想定ができ、自社の資産状況からどの程度の補助を必要とするのかが分かります。
(2)備えの重要性
中小企業の経営者はBCPの策定を推進することが肝要です。BCPとは、企業が災害などの緊急事態に遭遇した場合に、損害を最小限にとどめ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を果たすために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続の方法、手段などを取り決めておく計画のことです。詳しくは、本ウェブサイトの以下のページを参照ください。
BCPの策定に関して、他の企業がどのような取り組みをしているかなどの情報は、「備えあれば憂いなし、BCPのススメ」ページをご覧ください。また、中小機構のメールマガジンに登録しておくと定期的に最新情報が配信されますので、活用するのも良いでしょう。