後継者に、マネジメントなどの教育を計画的に行う。
子どもとコミュニケーションをとり、どのような考えをもっているのかを理解する。
【先代経営者の行動による影響】
事業の承継は必ずしもうまくいくとは限りません。もしかすると、承継者と従業員との間で大きなトラブルが生じ、最悪の場合、企業存続の危機が訪れるかもしれません。そのような事態にならないために、現在の経営者は承継者のために何ができるのかを検討する必要があります。
東京商工リサーチ「後継者教育に関する実態調査」から、承継前にどのようなことを行ったのかを見ていくと、約30%の経営者が「役員への打診」、「後継者へ権限の一部を委譲」を行っています(図2)。一方で、「特別なことはしなかった」経営者も33.3%います。これらの準備を行ったことによる承継への影響では、先代経営者が何らかの取り組みを行っていると承継がうまくできたと答えている経営者の割合が高くなっています(「後継者教育に関する実態調査」)。
このことから、後継者が承継後に動きやすい状況を事前につくっておくことが重要であることが分かります。