災害に強い
クラウド・サービスは、堅牢なデータセンター内に構築されている場合がほとんどなので、自社内にサーバーを設置する場合よりも、災害に強くなります。
どこでも利用できる
クラウド・サービスは、インターネットに接続できる環境であれば、どこでも利用できます。外出中やリモート・ワーク中の社員も利用できるので、生産性向上や情報共有の効果が高いと言えます。
3. クラウド・サービスのデメリット
クラウド・サービスには、メリットだけでなくデメリットも存在します。デメリットとその対策を理解することも、クラウド・サービスを活用する上で重要な要素です。
1. セキュリティに不安がある(という印象がある)
クラウド・サービスを利用していない企業があげる1番の不安点が、セキュリティ面での不安です。確かに、インターネット上のサービスは、サイバー攻撃の標的になりやすい特徴があります。しかし、クラウド・サービス事業者も、セキュリティ強化には力を入れています。
SaaSを利用する場合、以下のような対策を確実にとり、セキュリティ上のリスクを軽減してください。
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ログインID/パスワードのルール設定
管理者によるログインIDの集中管理、パスワードの複雑さや有効期間、再利用の制限などに関するポリシー設定などで、破られにくいパスワードを維持します。
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データに対するアクセス制限
共有データはアクセス権限を設定します。それにより、部外者によるデータ盗難や、破壊を防ぎます。
また、PaaSやIaaSを利用する場合は、さらに専門的なセキュリティ対策が必要となります。
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システムの脆弱性を突いた攻撃(データ漏洩・改ざん、フィッシングサイトへの誘導など)に対する対策
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定期的なマルウェア(悪意のあるソフトウェアや悪質なコードの総称)のスキャン
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定期的な脆弱性のテスト
2. SaaSはシステムのカスタマイズが難しい
SaaSで提供されるシステムは、複数の企業で共有される場合が多いため、クラウド・サービス事業者はシステムのカスタマイズを受け付けない場合が多いです。その場合は、業務の見直しを行いカスタマイズの要・不要を検討し、どうしても必要であれば、IaaSやPaaSを使い、自社専用システムを構築することになります。
4. まとめ
IT専門家が不在の中小企業にとっては、SaaSの利用が現実的と言えます。また、2019年度のIT導入補助金(平成30年度補正予算)は、補助限度額が450万円に引き上げられました。補助率1/2なので、総額900万円のITツール導入が可能です。この機会を利用して、積極的にIT導入を検討してください。