多田精機グループ全体での売上高は約27億円。いま50歳で96歳まで生きるつもりだが、その間に150億円企業にしたい。決して儲けようという発想だけで150億円企業にしたいということではない。これから「地方の時代(地方も都会もない時代)」が到来するだろう。この地で金型作りを続ける上で住・教育環境に不安を感じている。しっかりした教育の仕組みがあってほしいと考えており、県や国に対する発信力を持つためにも企業規模を拡大したい。
海外展開では中国・インド・アメリカにビジネスパートナーを作っていきたい。特にインドはアフリカ市場を睨み世界の工場となる可能性がある。インドに進出している日系の成形メーカーに高精度な射出成型用金型を販売して、そのメンテナンスで現地にも行けるパートナーを作っていくことが合理的だろう。現地企業とも関係を築きたい。社員に現地パートナー企業の金型づくりの先生になろうという気運が生まれてきてほしい。
良い商品を作り、興味を持ってもらえるような技術を磨いて、顧客に見つけてもらうのが当社の作戦だ。研究開発が販路開拓につながっていくと考える。