少子高齢化という構造的な課題に加えて、原材料・エネルギー価格の高騰、人手不足や賃上など多くの課題に直面している。当社が手掛ける鉄骨階段は順調に市場が拡大してきたが、これからは大きな成長は難しいとみている。ただ、鉄を使った仕事は無限にある。階段メーカーとしての立ち位置をさらに磨くとともに、小物家具や家具とコラボした棚や小物製品など、新しい分野にも挑戦していく。販売にはSNSを積極的に活用し、個人客に直接アプローチする販路開拓にも取り組むつもりだ。若い人材をこうした新しい分野に配置して、活躍してもらうことを期待している。
海外事業も視野に入れている。インドネシアから技能実習生を受けており、すでに帰国した人もいるが、現地にはなかなか仕事がないという。インドネシアには、当社が扱うような鉄骨階段の需要はまだまだ少ないので、まずは現地で設計を受託する体制を作ろうと考えている。現地で設計ができる人材を育成し、将来市場が成熟すれば現地での販売にも結び付けていく。
厳しい時代になってきたが、そんな時こそチャンスだと思う。気持ちを引き締めて、自社の価値を見直し、将来に向けた体制づくりをしていきたい。