まずは製品の安全性の高さだ。建築金物は「安全」が第一に求められるため、熟練工が一つ一つ丁寧に製造し、さらに耐荷重を保証するため、定期的に製品の抜き取り検査や第三者機関で試験を行うなど徹底した品質管理を行っている。
次に製品の「安価」だ。昨年秋に兵庫県立大学の中小企業診断士養成コースの在校生8名を4日間実習として受け入れたことがある。最後の実習発表の時、複数の実習生から、「製品そのものが高品質のわりに安い」「トータルコストとして見ても非常に安い」と指摘された。当社は製品を取引先に送る際の梱包の養生を傷がつかないよう1本1本ポリ袋で梱包するなど丁寧に行っているため、先方は製品到着後、すぐに製品を使用することができる。その手間が製品の付加価値を増していて、それが普通にできることが強みだ」と指摘された。
在庫率は全製品平均で2カ月分と非常に高い。この業界は急に大量の発注が来ることが結構あり、在庫があることで「大和建工材なら対応してくれる」と新規顧客からの話も来やすい。使用されると品質が高いとリピーターになってくれることも少なくない。またオーダーメイドで注文に応じた製品を提供できるのも、顧客の信頼につながっていると思う。