地元の材料を地元で使おうという「地材地消」に力を入れている。一例としては、「函館空港木質化プロジェクト」を立ち上げ、空港ターミナルビル3階の一部で道南杉を使用したホールと広場が整備された。同プロジェクトは高い評価を受け、2015年にウッドデザイン賞を受賞した。また、札幌や函館の無印良品の店舗に当社の木材が使用されたほか、プロ野球・日本ハムの本拠地となる新球場を核として来年3月開業予定の「北海道ボールパークFビレッジ」(北広島市)では、道南杉を使った当社オリジナル内外装パネル「道南杉ハル壁シリーズ」が商業施設に採用された。
このほかにも道内の施設で当社の製品を採用する計画がいくつか進んでいる。また、地域材の活用のため地元・森町が中心になって立ち上げた森町モデル事業推進協議会に参加し、設計士や大学の教員らと一緒になって、老朽化が進んだ公共建築物の建て替えで地域の木材を活用できないか議論している。
「地材地消」だけでなく、道内市場の縮小に対応し、地元の雇用を守るため、「地材外消」にも取り組み始めている。新国立競技場整備事業のスタジアム外周部の軒庇に使用する杉材の供給をはじめ、台湾へのトライアル輸出も始めた。