タイムサービス
ポイントカード
2.競合店とのシェア配分の計算事例
商圏の世帯数は10,000でした。このうち3,000世帯がライバル店Aと競合していると仮定します。
売場面積は競合店Aが自店の2倍で、品揃えもやはり2倍程度の場合、この競合している3,000世帯を、自店:競合店A=1:2として配分します。つまり自店分の顧客となる世帯数は1,000で、競合店Aに流れる世帯数を2,000と考えるわけです。 そうすると、自店の顧客世帯数は10,000(商圏全体)-2,000(競合店Aの顧客)=8,000となります。
競合店が2店あり、自店を含め3店で分けあう場合でも、同じ考え方で競合する地域の世帯数を売場面積比で分けあいます。
3.競合店との差別化
人口や世帯が多くて競合店がない地域が好ましいですが、需要があるのに競合店がない地域は少ないものです。競合店が少しあっても出店をあきらめるのではなく、競合店の弱い点をつけないか考えましょう。
ただ、競合店との差別化を考えるあまり、顧客のニーズから離れないようにしてください。また、あまりにも競合店が強力な場合は、他の地域を探す方がよいかもしれません。
商圏を歩いて調査する
一戸建て、マンション、社員寮、公営住宅、社宅など、どんな住宅が多いのか確認しましょう。また、事業所や学校の人の流れ、街の雰囲気を自分の目で確認しましょう。
競合店に限らず商圏内の他の商店を見ることで、さまざまなヒントを得ることができます。逃がしていた客層や、営業上の工夫を発見できるはずです。
他にも交通網の変化や新しい施設の建設など、顧客の動きに影響を与える事象には注意しましょう。
商圏に合った商売
商圏の顧客特性を生かして成功した事例を紹介します。
-
通行客を調査した結果、人通りの多い早朝と夜の営業時間帯を加えて成功したドラッグストア
-
ワンルームタイプのマンションが増えたことから、単身者用の惣菜販売を強化したミニスーパ
-
通行客の服装から、人気柄をつかみ、仕入れに生かしたファッション雑貨店
-
残業の多い事業所に夕方の弁当配達を始めた弁当店
-
商圏の高齢者の増加をつかみ、人気スポーツの商品をラインに加えたスポーツ店
どの事例も地域の顧客と競合店をしっかり見て出店しているのがポイントです。