フォーラムへの参加をきっかけに、中小企業版SBT認定を取得してCO2排出量の見える化に取り組んでいる同社。具体的な数字が見えることで、CO2排出量削減への取り組み意識が高まり、実際に電力使用量にも変化があったと語る。
「具体的には、待機電力が必要なものに関しても使用時以外は電源を落とす、電力量の3分の1を占めるコンプレッサーの設定圧を下げてエア漏れを完全に止めるなど、できることをやっていくことを意識しています。今後は事業者の車をEVに変える予定です。外注することでエネルギー利用料が下がる場合は、協力してもらうこともあります。今の目標はスコープ1(自社が直接排出する温室効果ガス)を減らしていくことなので、そのためにやれることから取り組んでいます」(津田氏)
また、津田氏のアイデアで灯油ストーブから薪ストーブに切り替えたという。
「木を燃やした際に排出されるCO2は、木が成長する過程で吸収されるため地球全体で考えるとCO2の総量は変化しないという考え方があると知りました。加工材料の鉄板を購入した際に不要となる木製スキットを解体した廃材を再利用して燃料にできるのではと考えて薪ストーブを導入しました。木製スキットが少し足りなかった今シーズンは、みかん農家さんが植え替え時期にでる古木を再利用しようと自然乾燥させ薪にして、受注生産をされている企業様にお声をかけていただきましたので購入いたしました」(津田氏)