販路開拓・伴走支援プロジェクトのサポートを受けた際は、ちょうど自然薯入りチーズケーキの開発を進めているタイミングだった。とてもユニークなチーズケーキで、固形ではなく、トルコアイスのような状態になっている。「こんなチーズケーキはどこにもない。ちょっと面白い」と開発を始めた。
商品化に向けて相談を受けていた豊島氏がプロジェクトを通じた伴走支援を持ちかけ、スタートした。豊島氏は第2期の研修生にあたる。中小機構のオンラインアドバイスを活用し、パッケージや味を評価してもらい、商品化の参考にした。これまで作り上げた商品を紀ノ国屋との商談会で提案したり、都心駅の駅ナカでの販売イベントで売り込んだりした。
「私の力だけではJR東日本さんや大手のバイヤーとつながることは難しい。そのきっかけをつくっていただいたことは非常にうれしかった。紹介してもらった以上、茨城県信組さんの顔をつぶすわけにはいかない。しっかりいいものを作った」と新関氏。JR東日本との連携協定をきっかけに、JR東日本と自然薯収穫の体験ツアーを展開するなどビジネスの幅を広げている。
新関氏が商品化した自然薯そばやチーズケーキは、地元を代表する商品に成長している。2024年には、つくば市認定物産品「つくばコレクション」に選ばれ、ふるさと納税の返礼品にも採用された。