農業ビジネスに挑む

戦略的に農業を起業する

1. 農業ビジネスの新時代到来

2009年に農地法が改正され、これまで企業や法人などの一般法人が農業に参入することは困難でした。しかし、改正農地法により一般法人が農業に参入しやすくなり、賃借であれば全国どこでも参入が可能となりました。

農業全体で約8兆円規模あると言われ、農地法改正後に様々な一般法人が農業ビジネスに参入しましたが、植物や食物を工場で栽培するようなビジネスモデルで均一化しておりました。しかし、市場全体としてのビジネスの可能性は未知数ですので、やり方次第で大きな成功をつかむこともできます。

2. 「農業+α」の新しいビジネスモデル

また、農業ビジネスにおいて最も重要となるのは、「“農業+α”の発想」です。参入企業は農業の経験を持たない場合が多く、参入した事業のすべてを単独で行おうとすると、農業の経験を一から積む必要があります。
しかし、農業は収益の予測が立てにくく、思い通りにならないもので、その段階でコストが嵩み、赤字が膨らむことが少なくありません。

そこで、事業の中で農業が必要な部分は専門の生産者に任せ、それにプラスする形で自社の得意とする分野を組み込んでいくような新しいビジネスモデルの発想が必要となります。

農業+α=新しいビジネスモデル

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