今後の展開はまず「MiiTel」機能の拡充だ。1、2年後を目途に人間を電話営業から解放する「自動でアポイントを取るAI」を実現する。同時に海外展開も進める。すでにインドネシアとフィリピンでテストマーケティングに着手してニーズがあることは分かっている。
「MiiTel Live」は会議データの分析ができるから、データを集積し会社設立10年後の2027年に「経営判断AI」をつくる。経営判断のビッグデータを集める解析エンジンのプラットフォーム化が最終目標だ。いまはインターネットで提供するソフトウエアサービス(SaaS)だが、いずれはソフトウエアを稼働する土台になるプラットフォームサービス(PaaS)を提供したい。音声解析エンジンのプラットフォーマーになれば、インサイドセールスやコールセンター以外にも医療や介護、人事などビジネス全般で使われるはずだ。
そのためには、とにかく人材確保だ。海外ビジネスは現地に優秀な人がいないと立ち上がらないし、「自動アポ取りAI」を自前で作るには音声合成や自然言語処理などの技術が必要になる。「全方位的に人が要る。国籍も性別も関係なく優秀な人材を集めたい」と會田さん。「課題が大きければ大きいほど燃える」と力を込めた。