当社は、アルコール許可事業者として経済産業省の名簿にも記載されている。11年3月に許可を得て以来、アルコールを活用した除菌剤の開発で実績を積み上げてきた。
こうした事情で、県内でアルコール消毒液の入手が困難になり、県民生活に支障を来たし始めていた当時でもアルコールは入手できた。県民の感染防止に貢献すべきとの考えから、月桃エキスを配合した高濃度エタノール消毒液の生産に着手した。
経済産業省の「令和2年度マスク・アルコール消毒液等生産設備導入支援補助事業」も活用して、濃度を75%に調整したアルコール消毒液の販売を3月25日に開始した。介護施設、幼稚園、小学校などに安定供給できていることなどから、業績は順調に回復してきている。
卸売り主体で展開してきた月桃関連商品については、予定通り、販路を一般顧客に変更した。ネット販売とSNSを積極的に活用して、一般向けの販促に努めている。
しかし、広告費が十分に賄えない中、当社にとって未知の領域である一般顧客の新規獲得は困難を極める。この窮状を打開するため、今年の2月に中小機構沖縄事務所が開催したクラウドファンディングの促進セミナーに参加した。
受講して、クラウドファンディング事業者の存在などを知り、購入型クラウドファンディングを活用した。結果は極めて良好だった。顧客が5~6倍に増加し、リピート率も上がってきた。