九州北部を中心に食品の製造(加工)・卸事業を展開している。料亭や居酒屋、結婚式場、ホテル、レストラン、スーパーなど、お客様の業態に合わせて最適な加工商品を開発・製造するほか、卸部門は2000社以上と取引し、8000種類以上の食材を取り扱う。2019年4月に本社敷地内に新工場を完成させ、年商は19年8月期に39億5600万円となった。
ところが新型コロナウイルス感染症の影響で、卸事業の売り上げが前年比で50~60%落ち込んだ。特にホテルでの宴会や結婚式場で使われていた商品が多数あり、緊急事態宣言後は商品が動かず滞留在庫になり、赤字での販売や廃棄を強いられた。全社売り上げも20年2月は前年を6%上回ったものの、3月は前年の66%、4~5月は同50%前後に減少した。
このため、5月は火曜日と水曜日を臨時休業し、土曜・日曜・祝日を含め16日間休業した。6月以降も土曜日を月2日~4日間臨時休業し、8日~11日間休む体制を続けている。
食品製造事業は5月以降、海鮮パスタ製造ラインのみを稼働させ、製造ライン4本のうち3本はほぼ休止状態。通常は40人で8時から16時30分までの8.5時間稼働体制だが、8時~16時30分が12人、12時~20時30分が12人の2交代制にした日もあり、計16人を休ませた日もあった。
食品卸事業は配送用車両を2台廃車し、固定費を削減した。これに伴い配送ルートも大幅に変更し、従来の23コースを18コースに集約した。