TOKOドーム、建築鉄骨、橋梁、水門、クレーン、圧力容器などの各種鋼構造物製品の設計・製作やタイヤ試験機、自動搬送装置、省力化機械、精密金型などの各種産業機機器の設計・製造と幅広い事業を手掛けている。
中でも鋼板の「冷間曲げ加工」に高い技術を持っている。アーチ状建造物などデザイン性の高い特殊鉄骨はお客様から高い評価を受けている。特殊な鋼材を曲げるための装置も自社で開発した。その技術を応用し、1989年ごろに開発した「TOKOドーム」は、軽くて強度の高い新しいスタイルの鋼構造物で、倉庫やスノーシェルター、格納庫、防災シェルターなどに利用される。南極の昭和基地にも採用され、売り上げの10%を占めるほどまで伸びている。
数多くの鉱山があった秋田県大館市で鉱山向けの機械や坑枠の製造・販売を手掛けたのが現在の事業の原点。1938年に創業し、1964年ごろから鉱山向けの事業展開を始めた。得意とする鋼板の曲げ加工技術は、鉱山の坑道を補強する支保工の製造技術が基礎となっている。また、鉱山で使う貯蔵タンクや軸流送風機が圧力容器やプラント機器などの事業の基盤となった。2015年には新たにドローン事業を立ち上げた。国内メーカーとして農業用・防災用のドローンを設計・開発から製造・販売まで一貫して行っている。
地元鉱山の衰退に直面しながらも鉱山で培った技術とノウハウを生かし、事業の多角化に果敢に挑戦してきた。事業部の数は10に上り、それぞれが成長の原動力となっている。「創造と挑戦」を実践しながら「100年企業」を目指している。