中国は市場としてみた場合、潜在的な巨大市場ということになるが、生産国としては、転機を迎えている。当然ながら所得水準があがり人件費が上昇しているのだ。
多くの専門店がチャイナプラスワンに動いているが、ハニーズでも、人件費が安く、一般特恵関税制度が利用できるミャンマーでの生産に入っている。すでに自社工場を確保し1000人体制で稼働しているが、今後5年間で技術者を養成しながら5000人体制にまで拡大、生産コストを抑える計画だ。さらにバングラデシュやインドネシアからも輸入している。中国では主に流行の早い商品を生産し、それ以外はミャンマーなどに移管する方向だ。
国内1000店限界説をとる同社だが、年明け早々、次の成長の布石を打った。というのも低価格のパンツ専門店の展開に乗り出したのだ。パンツを主力とする専門店はほとんどない。ハニーズと違って婦人用ばかりでなく紳士や子供用もそろえる。SPA、物流などと、日本のカジュアル衣料の改革をリードしてきた同社の次の一手に目が離せない。