そうした中、マロニーの一大ブレークのきっかけはテレビCMだった。94年、女優の中村玉緒を起用し、彼女が口ずさむ「マロニーちゃん♪」のフレーズで一挙に全国での知名度を上げた。それまでマロニーの売上げの大部分が関西だったが、日本全国へと販売エリアを広げていった。
ただ、なべ料理の食材として広く知れ渡ったため、売上げの半分は11月から翌年1月の3カ月間に集中してしまう。そこでなべ料理以外の食材用途を広げるべく、2000年代に入るとマロニーの商品展開で新機軸を打ち出した。
その第1弾として、06年に調味料とマロニーをセットにした商品「マロニーで食べよう」を発売した。この新商品では、マロニーを中華めんに見立てて坦々麺とタンメンの2種類の即席商品(「練りゴマ坦々麺」「しおタンメン」)を開発した。マロニーを使って坦々麺(タンメン)を食べようという提案だった。