高度経済成長とともに食生活の欧米化が進んだことに加え、日本国有鉄道(現JR東日本)の送電線鉄塔に看板を設置するなど知名度向上策が奏功し、78年には年間販売量が最高の68万ケース(出荷ベース、ノザキのコンビーフとニューコンミートの合計)を記録した。
ただ近年では、流通網が発達し生肉を食べられる機会が増加したことや、健康志向の高まりから苦戦が続く。ロングセラー商品に付きまとうリスクは、消費者が商品に新鮮味を感じなくなってしまうことだ。
08年、落ち込みつつある需要を喚起するため、川商フーズは発売60周年にあわせ、ノザキのコンビーフをPRするサイトを製作。コンビーフを使ったレシピを掲載しているほか、動画を用いた調理法の紹介や、製品情報についての公開などに取り組んでいる。