ニンニクパウダーとピリッと辛い唐辛子をベースにしょうゆやマヨネーズで味付けされているが、実は、ニンニクの味付けをした黒ごまと、しょうゆまたはマヨネーズのパウダーで味付けをした黒ごまの2種類をブレンドさせている。「一粒にいくつもの味を付けてしまうと、どちらかの味が勝ってしまい、どちらかが弱くなってしまう。個々の味をうまくブレンドすることで、調和のとれた味になる。「うめ味ゴマ」は、酸味のするごまと旨味があるごまをブレンドしているが、この時の経験が生かされている」(近藤主任)と、理由を説明する。
調合過程では、しょうゆやマヨネーズなどの調味パウダーで味付けした黒ごまとニンニク味の黒ごまの味がバランスよく出てくるまで試作を続けた。「最初は調味パウダーをつけた黒ごま約1に対してニンニクの黒ごまを約9にした。そこから、配合比率の変更を繰り返し、どの料理にも合う比率を探し出した」(同)。
試作した商品の袋を開けた。すると、中からほのかにニンニクのにおいがしてきた。次に黒ごまを一つまみ、口に運ぶと、ニンニクの味としょうゆやマヨネーズなどの味がふわっといっぱいに広がった。思い通りの新商品が出来上がった。